弊社は、常日頃から環境問題を意識し個人や法人・行政が所有する汚水処理施設と向き合い水質向上に励んでおります。
日本における浄化槽の基数は、平成２０年度に約８３０万基、令和３年には約７５０万基。埼玉県における浄化槽の基数は、平成２３年３月末に約５６万基、令和４年３月に約４７万基と大幅に減少し続けてまいりました。
しかし、近年では本下水整備などにより年々基数が減っている浄化槽も横ばいと呼べる状況になってきました。その背景には、社会問題である少子高齢化や人口減少による市町村の財政緊縮等の影響から、集合処理施設の本下水から個人所有の浄化槽へ見直されていることが考えられます。また、２０５０年において約１３０万基が残るとされているみなし浄化槽(単独処理浄化槽)においては、少なくとも５０年以上経過することになり今以上の老朽化が進み破損や漏水等が懸念されます。私たちは、日本で水環境に携わる者としてこの課題にも向き合っていかなければなりません。
弊社には、国家資格である浄化槽管理士・浄化槽技術管理者保有者がおり数々の修繕した実績がございます。今後も修繕が必要な浄化槽が増加していくと推測されるこの現状を踏まえ、弊社では一つでも多くの浄化槽を適切に管理することが使命と捉えております。フレックスアクアは、身近な生活インフラである浄化槽の管理に責務を果たし、日々向き合い続けます。

引用:環境省 令和４年度浄化槽の指導普及に関する調査結果,埼玉県浄化槽データ

参考:水浄化フォーラム-科学と技術-浄化槽整備の現状と課題－普及促進の取組と今後の展望